最終日4日目。
在宅だけではなく、高齢社施設の食や栄養についても、ぜひぜひ見ていただきたく東京都板橋区に所在する特別養護老人ホームマイライフ徳丸にお邪魔しました。
小さな写真で見づらいのですが、なんと日本と台湾の国旗を両手に持ち熱烈歓迎してくださいました!高麗施設長始め、大久保管理栄養士さん、そしてスタッフの方たちが台湾語で歓迎の言葉を大声で叫んでくださいました!私は一人でじーんと感動です(笑)皆さんも大喜びです! マイライフ徳丸:http://kitanokai.com/
まずは、高麗施設長より施設の概要や地域での活動など幅広く丁寧にお話いただきました。本当にびっくりするほど地域に根差した活動を、地域の中心となり行っている様子がうかがえました。地域の保育園や障がい者通所施設、社協などが一丸となりマイライフ徳丸で行われる、地域がひとつになれるお祭り『徳丸わくわく祭り』など非常に興味深かったです。保育園との連携や障がいを持った方たちの雇用などにも積極的に取り組んでおり、「地域」としての一つのモデルになるのではないかと思いました。高麗施設長のお話は面白く、皆さんも熱心に聞いていました!
昼食の見学をさせていただき、食堂脇の廊下では個人対応内容に加え喫食量が記入できる書類を囲み、さっそくディスカッションタイムです!私も一緒に大久保管理栄養士さんのお話を聞いていて、本当にきめ細かい対応、スタッフ一丸となって食を支えていることを感じました。
食事を介助する方たちのスキルの高さ、またそのモチベーションに持っていく大久保管理栄養士さんの真の強さ?芯のある連携といいますか、圧倒されました!
写真の通り、どこにいっても皆さん興味津々でたくさん質問されていました!素敵です★
その後は、施設で提供されているお食事を食べながらの大久保管理栄養士さんからのレクチャータイム。普通食に加え、ムース食やピューレ(ペースト)食、軟菜食もご用意いただき食べ比べながら、実際に体験もさせていただきました。大久保管理栄養士さんのお話した内容は、まさにTHE高齢者施設ならではの内容に富んでおり、これはぜひ論文を!と、期待してしまうほどでした!
現在、日本では介護食があふれています。今回の大久保管理栄養士さんのお話を聞いていて、摂食嚥下リハビリテーション学会の学会分類の活用の仕方を改めて考える貴重な機会となりました!
全ての日程を終えた台湾からのご一行さま。
マイライフ徳丸の皆さんの心温まる見送りを背に、台湾の皆さんのいい笑顔を見ることができました!
施設に行く途中にはドラッグストアに寄り、介護食や口腔ケアグッズなども一緒に見ながらミニレクチャーも行えました。ICD2016で日本の訪問栄養食事指導を2018年に見学に行きたいと言ってくれた台湾の管理栄養士さんには本当に本当に心より感謝です☆彡そして今回参加くださった台湾の皆さん、企画の時点から力を貸してくださった皆さん、今回ご協力いただいたすべての方に大感謝です<(_ _)>!ありがとうございました☆彡